亜麻栽培に挑戦(28)Challenge flax culture(28)

9月7日

北相木村の佐藤さんと、しんちゃんが富士吉田にきてくれました。私が紹介したテンジンさんで、佐藤さんの糸を使って生地を試作してくれることになったようです。

長野の糸とフランスの糸のコラボレーションとなる日本で初めてのリネン生地になります。

来年の作付面積増加に伴い肥料や農機具(特に、耕運機)などがこれまで以上に必要になるので、個人の持ち出しではなく、富士吉田や山梨県の融資や支援を受けられないか、富士吉田市役所農林課、山梨県就農支援センター、日本政策金融公庫(国民生活事業、農林水産事業)、県農務事務所、富士吉田商工会議所至るところに相談をしましたが、すべて回答はNOでした。

農業従事者としての市の認定が必要(そのためには2年以上の農業収入の実績が必要)だの、年齢が40代じゃないとダメなどあらゆる条件が必要だそうです。銀行の融資も、基本的には亜麻でどれくらいの収入が見込めるかという具体的な見通しがないといけないので、これもNG(どれくらいの収入になるかを見通すために作付けを増やしたいのに)。

結局、富士吉田市役所の農林課の担当者さんが言うには、「個人で実績を上げないと融資は不可能」ということらしい。ちょっと前は、農業初心者への融資制度もあったようですが、結局融資したが、途中で辞めてしまう人が多く、中止になったそうです。

長野県では色々な融資制度があるようですが、ここ山梨(富士吉田)は、本当にこのような志を持っている人への支援というのは無いのでしょうかね?

クラウドファンディングもやはり実態がないとなかなか難しそうなので、まずは、やはり私費で2,3年は頑張らないとダメなんですかね~

何百万円もの融資を希望しているわけでもなく、ちょっとした中古耕運機とかをそろえる程度の規模なんですが、どこもかしこも規約規約でがんじがらめです。まぁ、これくらいハードルが高くないとやりがいもないのですが。頑張ろう!

私の活動を「富士吉田亜麻倶楽部」と命名しました。ロゴも自作です。

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